日本人にとってはアフリカ大陸は日本から距離が離れていることもあり、アフリカ観光はあまりメジャーではありません。 ですが、アフリカは人類発祥の地と言われる場所ですからエジプトの様なかつて古代文明が存在していた国もあります。

また、野生のライオンやキリン、象などを見ることができる国もあります。 ここでは、アフリカに行くならぜひ行ってもらいたい国をご紹介しています。

モロッコ

モロッコはアフリカ大陸の最北部に位置しており、大西洋側にあります。 ジブラルタル海峡を越えた先にはスペインがあります。 ヨーロッパに近い距離にあるアフリカの国なので、ヨーロッパから多くの観光客が訪れます。 独立する前はフランスの植民地でした。

そのため、公用語はアラビア語とフランス語となっています。 モロッコで最も人気の高い都市はカサブランカです。 都心は開発が進み近代的な建物が立っていますが、市街地は昔ながらのフランス植民地時代の伝統的な建物が多く存在しています。 ヨーロッパのリゾート地となっているため、歓楽街があり、お酒を飲むことができるクラブやバーが多くあります。

また、海に面しているのでマリンスポーツや海水浴に最適なビーチがあります。 ただし、アラブ圏の国なので女性の方は肌をできるだけ見せない様にする必要があります。 そのため、女性はビーチに行っても水着にはなれないと思った方が良いでしょう。 モロッコはアフリカ大陸にありながら、ヨーロッパの雰囲気が漂う場所が多く存在しています。

エジプト

エジプトと言えばかつてエジプト古代文明があった地域です。 そのため、ピラミッドなどの多くの遺跡があります。

ギザの3大ピラミッド

エジプトで最も有名なピラミッドと言えば首都カイロから車で30分程度で行くことができるギザの3大ピラミッドです。 すぐそばには頭が人間で体がライオンというスフィンクスの像があります。

また、1954年と1987年に「太陽の船(クフ王の船)」と呼ばれる古代船が大ピラミッドのすぐそばで発見されました。 この2隻の船は、ピラミッド群の南に建てられた特別博物館内で展示をされています。 今現在でも「太陽の船」の建造目的は解明されていません。

ルクソール

ルクソールはカイロから南に約700kmの場所にあります。 ここには多くの世界文化遺産があり、古代に造られた建造物を観光することができます。 ツタンカーメンの墓が発見された王家の谷や巨大な像があるルクソール神殿、とても広くて沢山の石像があるカルナック神殿などがあります。

ケニア

ケニアはアフリカ大陸の中央、東海岸に位置しています。 そのため、大型野生動物を観察することができるサバンナだけでなく、海岸沿いではビーチリゾートも楽しむことができます。

ケニアのマサイマラ国立保護区や国立公園内ではサファリカーに乗って象やシマウマ、スイギュウ(ヌー)などを見ることができます。 また、運がよければ、ライオンやチーターなどの大型肉食獣と出会うことができます。

ケニアの代表的なビーチはサウス・コーストです。 南国をイメージさせるヤシの木と白い砂浜、そして青い海が広がっており、とても美しいビーチです。 サウス・コーストでは、日光浴や海水浴だけでなく、シュノーケリングやスキューバーダイビングも楽しむことができます。

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